【Access】「更新可能なクエリであることが必要です」のクエリのエラーポップアップ
Accessでクエリを作成し、実行すると
「更新可能なクエリであることが必要です。」
「指定されたテーブルから削除できませんでした。」
上記、どちらかのエラーポップアップが表示され、クエリが実行できない。
ポップアップが表示されたクエリは、更新(Update)クエリと削除(Delete)クエリだが、Access内の作業用テーブル(ローカルテーブル)を更新するだけなので、更新不可なわけはない。
クエリを使わずに、Access内の作業用テーブル(ローカルテーブル)を
データシートビュー開いて、データを直接、更新(Update)や行の削除(Delete)すると、更新できることから、Access内の作業用テーブル(ローカルテーブル)に更新権限があることがわかる。
1.エラーポップアップの原因
更新、削除クエリで、更新権限の無いテーブルを繋いで(Inner Join)、
Access内の更新権限の有る作業用テーブル(ローカルテーブル)の更新、削除はできない。
このエラーメッセージのめんどくさいところは、
更新権限の無いテーブルを使用して作成したクエリを使って、作業用テーブルの更新、削除もできない。
クエリとクエリを組み合わせて~なんてやってる複雑なクエリだと、解析するのが非常にめんどくさい。
2.回避策
更新権限の無いテーブルまたはクエリを繋いで(Inner Join)も、レコードの追加(Insert)または「テーブルの作成」は可能なので、使いたいクエリを「テーブルの作成」クエリで作業用テーブルに落とし、その作業テーブルを繋いで(Inner Join)、更新、削除を行う。
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